Tuesday, January 22, 2008

アマデウス



以前、マイクさんの講義でこの映画の一部を勉強したとき、ぜひ見たいと思っていた映画。週末、マットと一緒に見ました。すごくよかった。

舞台は1823年 ウィーン、オーストリア。あらすじは、天才と呼ばれ才能にあふれたモーツァルトと、彼を憎む作曲家のアントニオ・サリエリの話。





努力と勉強で、オーストリア皇帝ヨゼフ二世の作曲家として成功をしていたアントニオが、ある日才能にあふれたモーツァルトと出会い、その日から彼の人生が憎しみと変わる話。才能にあふれているモーツァルトを憎み、彼を落としいれようとしたアントニオは、あらゆる手でモーツァルトを不幸におとしいれる。それとは別に、才能にあふれているからといって、オーストリアでは成功はしなかったモーツァルト。借金に負われ、欲望をおしきれず、すべてを失って死んでいった彼。

モーツァルトの死後、アントニオはその後よい人生を歩んだわけではなかった。モーツァルトの死後33年間、モーツァルトの曲は知れ渡り、有名になったモーツァルトに比べ、アントニオの曲は一時は成功したものの、彼が年老いたとき、彼の名を知るものはいなかった。


同じアーティストとして、生まれてもった才能にあふれているアーティストと、努力をし、勉強をしているアーティストの違いをみているようでした。
ただそこで、アントニオのように、モーツァルトと自分を比べ落胆し、憎しみに変えるのではなく、才能関係なく、一人の人間として、アーティストとして、自分を受け入れることが大事だな、と感じました。

マイクさんのスタジオでこの1年学んだことは、私たち1人1人がアーティストであって、一人一人違うものをオファーできるから特別であるということ。大きな会社やスタジオに行くと、アニメーターはまるで業務者のように、きめられたシーンを決められたとおりさせられる傾向が多く、アーティストというよりは、ファクトリーの一人になってしまう。(特にディズニーはそれで以前知られていたので、、、)

Anyway,この映画、本当によかったです。(コスチュームもすばらしいし、映像もとってもすばらしかった)おすすめです^^

2 comments:

miyuki maruyama richardson said...

アマデウス!昔音楽の授業で見て大好きになりました!
まさかモーツァルトがあんなに下品な野郎だったとは!高校の時に驚きました!この映画本当にキレイで、そして、話もおもしろいですよね!なにより!モーツァルトの話なのにサリエリの視点から描いてるのがすごい!
私も大好きな映画の1つです。

まる

Miyuki Kanno Long said...

まるさんも見たことがあるんですね!共感できる方ができてうれしいです^^この映画、作られたのが、私が生まれた1年後、1984年。昔の映画なのに、ぜんぜんそれが感じなくてびっくりしてしまいました。本当ですよね。私もモーツァルトが下品なキャラクターでびっくりしました。(小さな頃読んだ彼の本ではそんなこと書いてなかったな~っと、、)本当、場面場面、とてもきれいでお話もおもしろいし、いい映画をみると、とってもInspireされるな、と感じました。