Friday, September 12, 2008

プロになること

たとえ好きな仕事でも、やはり仕事は大変だな、と痛感するこのごろです。たとえ夢の会社ディズニーであっても、嫌なやつはいるのさ(笑)

学校あがりたてではいってきた私たちのポジションはアーティストとしては一番したのポジション。上のアニメーターさんのいうとおりやらなければならない。ほとんどのアニメーターさんはとても親切で、若い私たちの能力を上へあげられるように、いろいろを教えてくれる。こないだは、日系フランス人(日系2世で、日本語はほとんど話せないけど、フランス語なまりのある英語をはなす、見た目はまったく日本人のタムラ よしさん。)が、私の次のテストには、もっとカーテューニーのキャラクターがいいんじゃない、といろいろアドバイスなどをいただいて、”よし、次のテストがんばろう”とまた気合いをいれてくれる。

そんななか、ありえないアニメーターが一人、名前はB氏としておこう。30代後半の、いかにもやる気がない人一番。自分のオフィスの机には座らず、かならずほかの人のオフィスやソファや、床にすわってアニメートをしている。アニメートしている最中も、”俺はこんなアニメーション気にしないんだよな。とにかく生きていけるお金があればそれでいいんだよ。はっはっは〜”と大声で話す。(ディズニーで働きたい人が何人いるか!)そして、若い私たちを奴隷のようにあつかう。(怒!!)

アニメーションもそんなにうまくないし、いつも提出日には間に合わないB氏。なんでこんなやつがここにいるんだろう、というと、彼のベストフレンドは、アニメーションでは有名なエリックさんだからだ。2人が大親友ということもあって、ほかのアニメーターはなにも言えない。いわゆる、すべてコネで通っているやつなのだ。

特に今週は、私のなかではB氏にたいして、いらいらすることが連発!彼にはお気に入りがいる。同級生のサラ(彼女はいい子だし、なによりうまい)そして私。(私はノーといわず、やれといわれたことをやるからだろう)友達のジェンはスーパーバイザーのアニメーターさんとコネがあってとっても強いし(いやなことはいやという)デスティニーはあまり上手ではなくて、使えないと思われているらしい。結局、お気に入りのサラは、今週は残って仕事をやらされ、私も昨日は夜中まで彼の手伝いをやらされた。お金はきちんともらえるし、仕事は仕事だからいいのだが、なぜお気に入りがいるのかがわからない。いらいらする。ほかに男の子3人もいるはず。なのに、なぜか私とサラだけがこのB氏の奴隷となってしまう。

私はオフィスでいらいらしながら、ジェンを話をしている時、私が”サラは本当すごいわ〜、不平ひとつもらさず、何でも彼のいいなりになっていて、私はいらいらしちゃう。”というと、ほかのスタジオで経験があるジェンは、”そうね〜、彼女は本当プロフェッショナルよね。尊敬しちゃう。”と。

、、、、そうか、、、プロになるということは、たとえ仕事でいやなやつがいても、自分の仕事をこなし、不平をもらさない。私やデスティニーみたいに学校卒業したばかりの私たちには、いまでも学校にいる気分が時々するけど、プロとしてお仕事をきちんとしなければな、と痛感しました。

ついつい不平をもらしたくなるけど、頑張ろう。

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